１．ゲームスタート
はい、８年ぶりのゲームスタートです。
あの衝撃のゲーム終了の日から今日まで、ほんとうに一度もゲームを立ち上げていません。
どんなはじまりだったかも忘れています。
さあ、スーパーファミコンの電源を入れましょう。
どきどきです。
ぱち！
……………（汗）
……………（汗汗）
……………（汗汗汗！）
………………髑髏？ いきなり髑髏ですか！？
髑髏がいっぱい落ちてるんですけど！！！
これは何事！
さすが、魔物が主人公だけあるってこと！
でも、気持ち悪いです。
そして、プレイヤーが動揺している隙に赤い字で「Ｄａｒｋ Ｋｉｎｇｄｏｍ」の文字。
そっかー、ＯＰはないんだ。
それでは、気を取り直して
「ＮＥＷ ＧＡＭＥ」を選んでみましょう。
あ、やっぱり。いきなりゲームスタートとなりましたね。
……ちょっとした補足・イルラントに住んでいるのは……
Back
２．魔王軍に入隊だ！
というわけで、何の説明もなく、いきなりどこぞの広間に主人公がおります。
主人公の顔グラフィックの横に、赤い色でメッセージウィンドウが……。
そうそう、なんだか、説明書に「サイコロジーウィンドウ」とかいうのがありましたね。
えーと、赤ければ「心の中のセリフ」で、青いと「口に出していったセリフ」……なるほど。
すると、今主人公は、心の中で、ぶつぶつと状況を説明してくれてるわけなんですね。
で、この広間は、魔王軍の入隊試験会場らしいです。
試験……いやな言葉。
だけど、この場合の試験は妙なゲートみたいなのをくぐるだけらしいです。ウルトラクイズで飛行機を降りた時に通るゲートを意味も無く思い出してしまいました。ブザーがなると、そのまま日本に帰らされるんですよね。
主人公いわく、「オーラの色で、正規兵、傭兵、闘士の３つに分けられる」らしく、このゲートはそれを測定する機械らしいです。
ああ、でも、そんなもんで分けられるなんて、ものすごくいやです。給料も違いそうだしなー。あなたは闘士だからボーナスなしよとか（いや、ボーナスはないだろうけど） 有給も保険もない生活…せつない…。
さあ、ここで主人公ジェンの愚痴……じゃなくて自分の境遇についての語りです。
長いので、さくっと説明すると、要するに、自分のいたセブ村が魔法実験で滅ぼされちゃって、こーんなすごい魔法実験をするようなやつは、魔王軍にしかいないだろーから、ここに入って成り上がって仇を見つけちゃえ！ということなんですね。
まあ、主人公ですから、ここは正規兵いうことで、無事魔王軍入隊です。
で、やれやれとくつろいでおりますと。
あ！ ギルさま登場です！（注：管理人はギルさまファンです）
久しぶりに見ても、あいかわらずの気持ち悪い顔グラフィックです。
しかも、初登場シーン第一声が「クックックックッ……」
さすが、魔族！ やっぱり悪役はこうじゃなくちゃ。
そして、まるでお約束のように、ジェンはギルさまに絡まれます。
負けずにジェンも言い返します。
「おい、そのツラでわらうな 気もち悪いじゃないか」
いくらホントのことだとはいえ、ギルさまに向かってなんてひどいこと言うんだ、ジェン！
魔族はみんなあんな顔なのよ！ ひどいわ、ひどすぎる。
と思った瞬間。
ギルさまの顔がさらに気持ち悪くなりました！ お、怒ると変身するのか、魔族……。そういえば、そうだった記憶が……。というわけで、ギルさまの顔が鬼のようになり、顔の色も真っ赤になったのをみて、大笑いする管理人なのでした。
ケンカだーケンカ、と盛り上がる新人兵士たち。
さあ、血の雨が降るのか！と思いきや、これまたお約束で、上司が止めに入ります。
デグ＝スタイナーさんといって、比較的まとも（？）そうな方です。懐も広そうで強そうで、上司にしたい人ベストテンに入っていそうなナイスなおじさまです。
でも血の雨はちょっと見たかったかも。
魔王軍の説明を上司から受けている途中、ギルさまの莫迦っぷりも遺憾なくはっきされ、先行きちょっぴり不安な魔王軍新人たち…という感じでしょうか。
……ここに登場した方々
Back
３．まずは寝床を確保？
まずは寝るところを決めてねって言われるので、とりあえず寝床に指定された左の塔……には行かずに、お城の中をうろうろ。一通り話を聞いたり、謎の地下通路を抜けて、廃墟と化した骸骨だらけの街をぶらついたりしたあと、右の塔へ。
１Ｆは図書室っぽいです。本棚がずらーっと並んでいるので、何かあるのか！と思って調べても、ただの時間の無駄です。何もありません。つうか、ひとつひとつ本棚を調べた私の苦労は。
２Ｆにはお部屋がふたつ。柱時計に絵なんかかかっちゃって、ちょっとリッチな気分になれる部屋。でも、人気はなし。
３Ｆはさらにリッチ度が増してます。ベッドもふたつ。
最上階は武器庫。結局だーれもいなかったので、ただの時間の無駄だったということに、管理人は気づく。ちっ……。
さてさて、左の塔です。１Ｆは広い食堂みたいな雰囲気です。
カウンターにおじいさんが一人だけいるので、話しかけてみます。
「ここはあんまり はんじょうしてないようだな」
いきなりの危険発言！ 私が店長なら怒ります。悪かったね、繁盛してなくてさ。でも普通、これだけ人がいなかったら、「準備中？」とか「食事時じゃないし」とか思うんじゃないかい！？
でもおじいさんは「夜に来てみな」と優しくジェンと諭します（あれ、少し違う？）
２Ｆは宿舎ですね。右の塔とは打って変わって、こちらは大部屋です。向こうのリッチさを見ているだけに、寂しい感じです。所詮下っ端だから、しょうがないのか〜。
そこらへんに誰かいるので、話しかけます。
はいはい、はじめまして、新入りのジェンでーす（注：こんなことは言っていません）
魔物「この部屋はいっぱいだぜ ほかをあたってくれ」
ちっ。
３Ｆです。
いばりくさった魔物に、「部屋はあいてねーよ！」と怒鳴られちゃいます。
４Ｆです。
えらく明るい魔物（顔グラつき）が部屋は空いていると教えてくれます。
見覚えがあります、この人。えーと、確か……ダイナさん！ 一応、主要登場人物の一人だった。というわけで、寝床は確保。
そこへ魔物がジェンを呼びに来ました。
部屋の外に出て、魔物と話を始めます。
すると。
部屋の中にいたダイナ。
すすすーっと壁にすりよって聞き耳を立て、「デグさまが呼んでいる」と魔物がジェンに言っているのを立ち聞きしております。
家政婦は見た？
あ、怪しい。
そして、魔物が帰っていったあと、「よかったじゃん！」……て、聞いてたことを自分からばらしてどーすんのさ。
デグさまに呼ばれたということは、いよいよ嬉し恥ずかし初めての任務！？
ところで、魔王城の番兵は、マヌケです。
こんな番兵が役にたつのだろうかと、不思議です。……魔王軍、人材不足！？
……ここに登場した方々
Back
４．初めてのおつかい……のその前に
魔王城の広間でデグ・スタイナーが待っているので、話しかけます。
デグ「アプラナの首都『アプラサス』にいる『ブラン＝ホーネット』殿に早く城を落すよう伝えるのだ」
要するに、お使いしてねってことらしいです。まあ、下っ端だからしょうがない……って。
ジェン「それだけですか？」
聞きますか、ふつー！ ジェン、怖いもの知らずー！ しかも、心の中で「ラクなものだ…」
なめてます！ 仕事を完全になめてます！
ちなみに期限は20日です。
そして、このゲーム世界では、パスポートなるものがないと、どこにもいけません。持っているパスポートでいけないところには、何がどうあっても通ることができないのです。魔王軍でも、人間でも。ま、お約束ということで。
とりあえず、武器も何も持っていないので、いきなり任務に出ても死んでしまいます。フィールド上では敵は出てこないというところがくせものです。つまりフィールドではレベルアップできないというわけですね。ではどこでレベルとあげるかというと、魔王城地下にある闘技場です。ここでひたすら闘ってレベルアップに励みます。
というわけで、パスポートをもらったら、傭兵を雇い入れ（三人まで雇えます）、すぐ、マップで魔王城下にあるイルモの町に向かいます。
村の人に嫌がられている自分（魔王軍だから）を味わった後、武器とアイテムをもらいます。というか奪います。やっぱ、魔王軍だから……。
さあ、これで準備万端です。
闘技場へレッツゴー！
…………。
………………。
…………………はぁ。
９９回戦闘してまいりました（闘技場では連続最高９９回まで闘えます）
レベル１１まであげておけば、大丈夫でしょう。
溜まったお金で、装備も買い換えました。（魔王城内の武器屋はもちろん有料です）
さあ、いよいよ初めてのおつかい（使い走りとも言いますが）編へ。
続く、なのです！？
……ここに登場した方々
Back
５．初めてのおつかい……ティホスの街〜アプラサス
前回、装備もレベルも準備万端に整えた主人公とその仲間たちは、アプラナの首都『アプラサス』を目指すべく、魔王城を後にします。日が暮れるのが早いので、ぼやぼやしているとあっという間に、日数がたってしまいます。一応、取扱説明書に地図があるので、それを参考に、とっとと進みましょう。（管理人は、迷子になった！と思った場合は、リセットしてました……邪道だ……） 魔王城から下にまっすぐ降りて、看板があるとことの道を右へ進めば、アプラナのはずです。
が！
山の間を抜ける道に差し掛かったとき、突然声をかけられます。
「お前は新入りだな？」
「俺たちは、新入りの強さをテストする魔王軍の兵士だ」
なんですとー！聞いてないぞー！とジェンは思ったに違いありません。
これが噂の新人いびりなのね！
「俺たちを倒せないようでは任務を、まっとうすることはできんぞ！！」
ふっふっふー！ そのために、レベルを１１まであげたのですよ〜ｖ
なぜなら、管理人は、８年前レベルをちゃんとあげてなかったせいで、こいつらに負けたのです。そのせいで、レベル上げをやり直すはめになったのです。
でも、今日は大丈夫！ 負けるはずがないのさ。
さくっと勝ってしまったので、そのまま進みます（ちなみに、フィールド上では原則として敵は出てきませんが、道をはずれてふらっと山の中に入っていくと、たまに山賊に会うことがあります……ということを、さっき迷い込んで体験しました。そーだったんだー、忘れてましたよ）
しばらく行くと関所の建物があって、アプラスで最初の街ティホス到着です。
もたもたしていたので（道に迷って山賊と闘ったりしたから）、ティホスについたら夜になってました。
この街では酒場で謎の老人から「黄金戦争」と「勇者パルス」の名前を聞いたり、酒場のマスターに、「魔物に飲ませるお酒はないね」と冷たくされたりします。とりあえず、夜の街には人も少ないので、フィールド上で時間をつぶして（宿屋に泊まっても可）、昼間のティホスに入ります。
すると。
街の片隅に、いかにも怪しいピンクの服を着た人間がたっているではありませんか！
話しかけると、ちゃんとセリフの部分に顔グラが！ 重要人物に違いない！と期待に胸を膨らませる管理人！ でも、にらみつけるだけで、何もしゃべってくれません。何かしないと、この少年からは、話が聞けないようです。仕方ないので、再び街の中をぶらぶら。街にいる全員と話をしましたが、何もなさそうなので、一旦セーブして、アプラサスに向かうことに。
アプラサス到着です。
人気がすっかりなくなっています。魔王軍のせいらしいです。
宿屋の２Ｆにブランさまがいるはずなので、さっそく宿屋へ。部下たちがブランさまは甘すぎるという話をしていましたが、確かに会ってみるといい人そうな顔……。城を落とすために無理をすれば、兵士が死んでしまうと、部下のことを心配したり……。苦労人に違いない。
デグさまの伝言を伝えてしまうと、ブランさまから「ティホスの街にいた監視兵に戻ってくるように伝えてくれ」といわれるので、再びティホスへ。
おつかいばっかりです。
ティホスに戻ってきました。確か入ってすぐ左にあった塔に監視兵がいたはずなので、そこへ向かいます。
いないです。仕事放棄してどこへ！？ まさか、遊びに？
めんどくさいけれど、話が進まないので、街の人に話しかけることに。
黒いローブを着た怪しげな誰かと家の中に入っていったという情報を得ることができるので、民家の中へ不法侵入。とある場所にある、ひみつの階段を見つけるとそこには地下室が……！
（続く）